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浅田真央のフリーに思うこと

浅田真央のフリースケーティングは、彼女とスケートとの対話を見ているかのようだった。

事実上ショートでは必須要素の3つのジャンプ全てを失敗して、迎えたフリー第2グループの最終滑走。
ショートの後に呆然としていた彼女の様子からして、たった一晩で気持ちが切り替わるはずもない。
前日のショートの演技と結果を見て、世間の人たちは「こうなる気がしていた」「フリーでもボロボロだろう」と口にした。
開き直ってやるしかない、と思いながらも、わたしも完璧に滑りきるのは難しいかもしれないと感じていた。
せめて転倒さえなければ…そう思いながら、真央の演技が始まった。

結果は、見た目はノーミスで全ての要素が入った。
(実際には3-3のセカンドがアンダーローテーション、後半最初のジャンプのセカンド3Tがアンダーローテーション。
6種類の3回転ジャンプのうち5つは認定されたが、2A-3Tのトウループのみアンダーローテーションで惜しくも認定に至らなかった。)
しかしながら、スピン・ステップは全て最高難度のレベル4を揃えた。
そして実際の演技を見れば分かるが、最後までスピードが落ちずに迫力のあるスケーティングだった。

女子選手があれだけのジャンプ構成をこなし、スピンもステップもレベルをしっかり取り、かつ最後までしっかり滑りきるというのが、どれほど難しいことか。
このような言ってしまえば無謀とも思える挑戦をする選手は、たとえオリンピックでなくとも、今後も現れることはないのではないだろうか。

ショートの演技からたった1日、彼女が気持ちを切り替えられたわけではないと思う。
ただひたすら集中して、やってのけただけだろう。
あのフリーの演技は凄まじい集中力と、彼女のこれまでの練習の賜物だと思う。
練習は嘘をつかない。
ジャンプを成功させた上で畳み掛けるように他の要素も決めていく、という彼女のスケートの理想があのフリーの演技に凝縮されていた。

コンビネーションのセカンドジャンプがアンダーローテーションになってもよいのなら、バンクーバーの時だってできた、と言う人もいる。
しかし、ルッツやサルコウの成功率は今シーズンまで入れ続けていたからこそだろう。
3A、3-3を入れて、演技の後半には2A-3Tも入れてサルコウも入れて、かつスピン・ステップでもレベル4を獲得する。
この内容は、やはりソチまで努力を続けてきたからこそ達成できたのだと思う。

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